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褐色脂肪細胞

昨日に続き、今回はもう一つの【褐色脂肪細胞】についてご紹介します。

▼褐色脂肪細胞

主に首周りや肩甲骨付近に多く存在しているそうです。

脂肪を溜め込む白色脂肪細胞とは逆に、褐色脂肪細胞は脂肪を燃焼してくれます。

白色脂肪細胞=脂肪を溜め込む
褐色脂肪細胞=脂肪を燃焼する

同じ”脂肪細胞”でも反対の働きがあるんですね。
いつも思いますが、細胞や栄養素など目に見えないものの働きまで研究・解明される方は本当に凄いと思います。

▼幼少期に多い?

赤ちゃんの頃、褐色脂肪細胞は心臓の周りに多く存在し、褐色脂肪細胞が脂肪燃焼することで体温維持(生命維持)を図っているそうです。
体温が高いのはこのためなのでしょうか。

しかし成長とともに筋肉(骨格筋)が発達し、その筋肉が基礎代謝を担うことで褐色脂肪細胞はあまり機能しなくなります。
そのため、少し前まで「褐色脂肪細胞は成人になると消失するか、あったとしてもごくわずかで意味がないのではないか」という考え方だったようです。

それが最近の研究で、成人でもある程度の褐色脂肪細胞が残っていて機能していることがわかってきました。

ちなみに、低温を感じると褐色脂肪細胞の代謝が活性化したり、BMIや内臓脂肪量が多いほど褐色脂肪細胞の活性が低いということもわかってきたそうです。

こういった研究が進むことはダイエットの強い味方なので本当に有り難いですね(^^)

▼非常に優秀な褐色脂肪細胞だけど…

褐色脂肪細胞の発熱能力(代謝)は筋肉(骨格筋)の70〜100倍もあると言われています!

つまりめちゃくちゃっ効率の良い代謝能力があるということです!
この褐色脂肪細胞を上手く活用できればダイエット効率も大幅にあがります。

最近ではそのことに着目して『肩甲骨を動かして褐色脂肪細胞を活性化する』といったダイエットも紹介されています。

ただ残念なことに、成人の褐色脂肪細胞の数は加齢とともに減少していくそうです。。

ちなみに先日、とあるテレビ番組で大食い女子の特集がありましたが、その中で褐色脂肪細胞が取り上げられていました。
それは共通して『褐色脂肪細胞が多い・活発』というもの。

今後更に研究が進めば、褐色脂肪細胞を増やす(または維持する)方法、活性化させる方法などもでてくるかもしれません。
研究者の皆様、ぜひともよろしくお願いします!

大阪市西区 肥後橋・本町・京町堀エリアのパーソナルトレーニングジム PGC(Private Gym Confiance)
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