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脂肪細胞について

ダイエットを行う目的は体に過剰となった”脂肪”を減らすため。

この脂肪には【白色(はくしょく)脂肪細胞】と【褐色(かっしょく)脂肪細胞】の2つがあります。
最近ではテレビでも取り上げられることがありますね。

この脂肪にはそれぞれ別(逆)の働きがあります。

今回は【白色脂肪細胞】について。(褐色脂肪細胞は次回ご紹介します)
小難しい話ですが重要な項目です。できるだけ簡単に書きますので読んでみてください。

▼白色脂肪細胞

肥満というのは体に脂肪を過剰に蓄えた状態のことを言いますが、この脂肪を蓄積する役割を果たしているのが白色脂肪細胞です。

この白色脂肪細胞は腸のまわりの腸間膜、皮膚の下、筋繊維のまわりなど、様々な場所に存在しています。
これが場所によって【内臓脂肪】や【皮下脂肪】などと言われるものです。

体の中で過剰となったエネルギーを中性脂肪としてこの白色脂肪細胞が溜め込むことによって体積が増し【脂肪が大きくなっていく=肥満】になるというわけです。

つまり、
余分なエネルギーを貯蔵庫(白色脂肪細胞)に溜め込み、パンパンに膨れて肥満になっていく、というものです。

▼肥満は幼少期に決まる?

白色脂肪細胞は乳幼児期や思春期などに増え、その時期に生涯の数が決まると考えられていました。
しかし最近ではそれ以降でも白色脂肪細胞がパンパンになると数を増やして脂肪を溜め込むことがわかってきたそうです。

いずれにしても幼少期の肥満には注意が必要です。

ちなみに通常の成人では白色脂肪細胞が約400億個で、肥満の方は約800億個だそうです。

▼白色脂肪細胞は減らない?

私は学生時代に『増えた白色脂肪細胞は減らない』と教わった記憶があります。
そのこともあって幼少期の肥満(脂肪増加)は危険だと言い続けています。

ただ、一概に減らないとも言い切れないそうで断定はできませんが、気をつけるに越したことはないですね。
増えた白色脂肪細胞は減りにくく非常に厄介です。

▼まとめ

白色脂肪細胞は増えると減らすのが非常に困難です。
大人になってからでも増える可能性がありますが、白色脂肪細胞が増えやすい幼少期の過度な体重増加は特に要注意!

食べすぎ・運動不足・生活習慣の乱れなど、様々な要因で太ってしまう中で、この脂肪細胞に脂肪が溜め込まれてパンパンに膨れたり数が増えていきますので、日頃から注意しましょう!

大阪市西区 肥後橋・本町・京町堀エリアのパーソナルトレーニングジム PGC(Private Gym Confiance)
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